vvzuzuvv’s diary

どれだけ生きるかは神様だけが知っている、どんな風に生きるかは、自分だけが知っている

文字だけで恐山の素晴らしさを極める

恐山って宿坊あるの知ってます?
リーズナブルなお値段で泊まれるんです
消灯時間が決まってたり、朝のお務めがあったり、そこのとこが普通のホテルとちょっと違うとこだけど、清潔でお風呂もあるし快適に過ごせるそうです
私たちは終活の手始めにここも考えたのですが、、「アルコール禁止」の文字で即効却下です(笑)





〜本題〜
入山料500円を支払い山門を歩くと、地獄への参道が続きます
いくつもの種類の地獄をめぐります
少し小高い山になってます
歩き安い靴がいいですね
回り中、白い小さい石の山が積み上げられてます
一つ積んでは父のため、、
二つ積んでは母のため、、
ようやく積み上げたと思ったら鬼がきて、すべて崩されるそうです
地獄ですから、、
傍らには、カラフルな風車がカラカラ回ってます
これは雑誌でよく取り上げられてますね
載せないので気になるかたは見てください
お地蔵さんもあちこちに奉られています
この風景がとてももの悲しいです
風車は輪廻転生の象徴らしいです
また、全体に塩化水素が発生してて、臭いです
めらめらと地面が燃えているところもあります
お賽銭は無残にも、溶けてます
ロウソクや線香はこの場所で使えません
お花ももちろん枯れます


地獄を通ってずっと先にいくと視界がひらけます
極楽浜です
なにもない真っ白な浜辺
浄土の世界とはこのことでしょうか
こんな美しい浜辺は日本中どこを探してないでしょう
宇曽利山湖、波もなく穏やかです
ボフリンが言ってましたが、故人の名前を呼ぶと現れるって(いつでもではない)
それ、わかる気がしました


私は恐山ってほんとうっそうとした山の中にあっておどろおどろしいところだとずっと思ってました
全くそれはないです
来てみないとわからないことってあります


怖さは感じません
不思議な空間でした
心静かにお参りするところだな、と思いました


しかし、最後にとても怖い思いをしました
入り口近くに温泉があるのです
湯壺が二つ、白濁した小さい温泉です
入山料を払っていれば無料で入れます
前の晩、車中泊だったので、ここを利用させてもらいました
体にしみました
このお風呂でボフリンはとても怖い目にあってるんです
だれもいない湯壺から、ザーザーとお湯を流す音が聞こえる
また、右足だったか、明らかに普通の人とは違う大きな濡れた足跡が、いつまでたっても床から消えない、、
それを聞いてたので、ちょっとビビってたんですがそれはなかったです
しかし、しかし、、
湯壺に浸かってさて上がろかな、ってときに、若い女の子4人組が入って来まして、足湯だけさせてくださいと
この温泉、長湯はできないんです
私は裸、彼女たちの美しい足に囲まれました(笑)
上がりたいんだけど、上がれない、、
もう、限界、、上がります
私の裸は皆さんの目にさらされました(笑)
めちゃ怖くて恥ずかしかったです(笑)