vvzuzuvv’s diary

どれだけ生きるかは神様だけが知っている、どんな風に生きるかは、自分だけが知っている

諌早湾から島原散策まで〜過去の歴史的な出来事を思う〜

4日目

嬉野温泉からつぎの目的地へと向かいます

諌早湾干拓堤防道路(雲仙多良シーライン)

海の上を走ってるみたい

全長約8キロ、車も少なく快適なドライブコースです

左が有明海、右が諌早湾

諫早湾の堤防が閉め切られたのは平成9年(1997年)

 

鉄の板が次々と海に落とされたニュースの映像を思い出します。

 

 

 

平地が少ない長崎県での農地の造成、高潮などの災害から地域を守る目的で進められてきた諫早湾干拓事業。

 

一方で諫早湾の生態系が変化したことで、養殖のりの不作・貝類の大量死滅など被害を受けた漁業者。

 

 

開門を求める漁業者と、門を開けないよう求める農業者。

 

ギロチンの門は衝撃的なニュースでした

 

 

島原市では早めのランチ

 11時開店まえから並んでます

島原行ったらここですよ、って観光タクシーのおっちゃんが教えてくれました

島原名物、具雑煮(並1200円)

具雑煮とは、、

その考案者は一揆軍の総大将、天草四郎時貞、ともいわれています。
島原の乱では、幕府方の攻勢で原城内に封じ込められた一揆軍が“兵糧攻め”に遭って悲劇の最期をとげるわけですが、その際に四郎の命によって急遽作られたのが「具雑煮」という説です。
具雑煮寛永14年(1637年)の島原の乱の時、一揆軍の総大将であった天草四郎が、約3万7千人の信徒たちと籠城した際、農民たちに餅を兵糧として蓄えさせ、 山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊き、栄養をとりながら約3ヶ月も戦ったと言われています。
材料は鶏肉、アナゴ、シロナ、レンコン、ゴボウ、凍り豆腐、椎茸、卵焼き、丸もち、春菊など十数種。まさに海の幸、山の幸の集大成です。 平成19年(2007)には、農林水産省の「農山漁村の鄕土料理百選」に卓袱(しっぽく)料理と並び選定されています。

天草四郎の記事、昨年あぽさんがアップされてます

aporon2.hatenablog.com

 

んんん〜

蓋を開けるまえからゴボウの香りが、、

じつはゴボウ苦手なんです😂

でもでも、名物なら、頑張って食べますとも!

 

あっさりとした具だくさんのお雑煮です

これがもう熱くて熱くて

あとからのひとにどんどん抜かされてしまいました

 

デザートもいただきます

島原の伝統的スイーツ、かんざらし(350円)

かんざらしとは、、

 

白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷やし、蜂蜜、砂糖等で作った特製の蜜をかけたもので、口の中でとろけそうな上品な甘さと喉越しのよさが人気の島原のスイーツです。

最終的な味付けはその店の秘伝。

原料となる餅米を、大寒の日に水にさらすことから「かん(寒)ざらし」と呼ばれています。

昔は、シロップに使われる砂糖・ハチミツは贅沢品であり、お客様をもてなすものとして出されていたそうです。

 

 

へ〜なるほど〜

白玉を砂糖水につけた感じかな

2つとも大変美味しくいただきました

ご馳走さまでした

 

 

 

 

眼の前が島原城です

入館料550円を支払って階段で一番上まで登ります

普賢岳がみえます

普賢岳といえば、1991年大噴火により火砕流で、たくさんの尊い命が人が奪われました

自然災害の恐ろしさをまざまざと知りました

そのときは手前の眉山が盾となり、中心地への被害はなかったようです

 

石垣&城と言えばこの人をおいてほかにいません

旅福さん

tabininjin.hateblo.jp

 

 

 

さ、島原の街をすこし歩きましょうか

島原城の南、1km弱のところの新町地区があります。

 

島原は古くから「水の都」といわれ、中でも新町一帯は湧水が豊富で全長100mの水路があり、昭和53年に町内の清流に鯉を放流したのが「鯉の泳ぐまち」の始まりです

美しい鯉が用水路を泳いでました

 

ハート見つけました

 

食後のいい散歩となりました

さて、早めにこの日のお宿へ向かいます