vvzuzuvv’s diary

どれだけ生きるかは神様だけが知っている、どんな風に生きるかは、自分だけが知っている

我が家のパピちゃん

我が家の次女は重度の障害者です
なぜだか家族はみんなパピちゃん、と呼びます
養護学校を卒業してからしばらくはとある施設に通所していましたが、その年の夏休み、たくさんの子供たちがデイサービスにきてから、もう行かなくなりました
音にとても敏感な子なんです
カラスの鳴き声、子供の甲高い声、電話での会話、車のエンジン音
機嫌がわるくなる要素はたくさんあります
一度緊張の糸が途切れると、もう手がつけられません
それは年々ひどくなり、いまはどこにも出かけられなくなりました
日中は在宅で静かな環境のもと、好きなラジオをずっと聞いてすごしてます

が、月に一度、どうしても耳鼻咽喉科へいかねばならず、人のいないときを見計らっていくのですが、今回は大きく予測がハズレました
ワクチン接種の患者さんがいっぱい
受付を済ませてからまもなく、待てないと暴れ出しました
出直しますと言ったのですが、優しい先生は、個室の待合室にいてください、と
ホントはその場所は、つぎの患者さんのための待合室なんです
ここはそんなにも周りの音が気になりません
30分以上待ったかもしれません
私には申し訳ない!ハラハラの時間
パピちゃんにはぎりぎり過ごせる時間
そろそろ限界か、ってときにトイレで気分転換しました
出てきたとき、ドアの外で先生が待ち構えていて、不意打ちで鼻の検査をしてくださいました
検査も暴れるんです
暴れてるヒマもなかったようです
おかげで秒の診察は無事終わりました
ありがとうございました





お昼が遅くなってしまい、このまんま家に帰ろうかと思ったのですが、中途半端な時間でしたので、よし!だれもいないところで二人ランチやってみよう、って気になり、、
冒険です!!
考えてみたら、次女と二人だけでごはんを食べるのは片手に余るくらいの回数です
誰かの手助けがないと二人で、ってのは無理でしたから


金沢市近岡の交差点近くにありますカレーやさん「カレースタンド」
以前、焼肉屋さんのあったところです
午後二時ごろでお客さんはゼロです

すべての席に仕切りがあり、完全なる一人スタンドタイプです
パピちゃんは食べるのが下手でして、すぐにこぼすんです
スタッフさんに紙エプロンをお願いしましたら、一瞬考えて、すこしお待ちください、と

持ってきたのが、従業員さんと同じ黒いエプロンでした(笑)
紙エプロンはないので、これ、使ってください、と
👩いや、そんないいです
いらないです
💁いや、大丈夫です、使ってください
どうぞ、ここに置いときますから

2〜3回押し問答はありましたが、、
結局は使いませんでした
汚すに決まってるし、それ洗ってもらうなんて、とんでもないです

でもね、その心配りがほ〜〜んとに嬉しかったですよ☺


気軽に入れるカレーやさん
お礼に宣伝しとかないとね☺
普通のカレー屋さんより50グラムごはんが多く入ってます
甘口のポークカレー、500円って、安っ!!
しかも朝の6時からの営業です

パピちゃんはすこしこぼしましたが、完食です
 



みなさんの親切や協力のもと、我が家の障害者、パピちゃんは生かされてます
ずかさんもおっしゃってました
「人の助けがないと生きていけない。たいどんが今から人の助けを得て生きて行く分、今の私が人を助けていかなければいけないのでしょうね。頑張ります。」
そのとおりだと思いました
zukatomo.hatenablog.com

これからもご迷惑かけることが多々あるかとおもいますが、どうぞみなさん、障害も一つの個性として認めてやってください

よろしくお願いいたしますm(__)m


ずず母より