大阪の街は寒空にイルミネーションがいっぱい
一歩裏通りに入ると、雰囲気がガラリと変わります
高級そうなクラブ、髪をアップにした着物姿のママ、カウンターのみのお寿司屋さん、ブランド牛の焼肉屋さんが並びます
高級車が何台も路駐
その一角にお店はありました
くじら料理のお店「どおぞの」
店内とっても落ち着いた雰囲気で、敷居が高そう
ええい!ままよ!旅の恥はかきすて!
メニュー
数の子入りのもずくがお通し
くじらの5種盛り
手前右が皮、その横がさえずり
奥、右から鹿の子、尾の身、そして一番左が赤身
一番美味しいのは、よく動く尾の身(尻尾の部分)だとか
口のなかで脂身が溶けます
皮とさえずり(舌)は、さっぱりしてて、食感を楽しみます
赤身が一番くじらを感じるかな
鹿の子(あご骨の周り)は鹿の模様に似てるから
中国の木の実やったかな、茶色つぶつぶの薬味を醤油に溶かします
あとはお好みで生姜と、玉ねぎをスライスしたもの、大根のけん、薬味がたっぷりです
へーふ〜ん、馬刺しを食べてる感覚
ビール飲んだけど、日本酒のほうが良かったかな
あとベーコンも追加で
しっかり燻製の香りと味がしました
きたきた、昔懐かしい、くじらのたった揚げ
しまった、かじって中身を見せるべきでした
赤身のお肉で柔らかく臭みもまったくありません
生姜その他でしっかり味がついてるので、かぼすをギュッと絞るだけで、美味しくいただけます
知らなければ上質の牛かつを食べてるような
店長さんのお話によると、こちらのくじらはプランクトンを餌としてる質の高いくじらで、肉食のくじらとは味もまったく違うとか
私達が昔給食で食べてたくじらは、その肉食のくじらで、めちゃめちゃ硬かったでしょ、って
そういえばそうかも
いまは商業捕獲のくじらのみが許されてて、それでも量は足りてません
とても高級な食材になったのはそのせいですね
ブロとものだるさんは、普通に家でくじらを食べてるし、店長さん曰く学校給食でも、大阪では食べてますよ、って
ある意味、くじらも大阪のグルメではないかな、と思いました
くじらの竜田揚げを懐かしいとおもうか、新鮮と思うか、で年齢がわかりますね(笑)
みなさんはどちらですか😆
閉店ギリギリに入ったのに、とても親切な応対をしていただき、誠にありがとうございました
さ、ホテルに戻ろう
おや?そのまえに
大阪ゆうたらたこ焼き〜
やっと地に足がついた感じです😆
お腹いっぱいになったまんま、この日は就寝です